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ブラックバイト先にご用心!その特徴と対策について

   

「ブラックバイト先にご用心!その特徴と対策について」

 

 

◆学生のアルバイト

 

義務教育を修了し、高校・大学と進学した頃からアルバイトを始める学生さんは多くないでしょうか。

高校生の時は、自分の趣味嗜好に使う目的で、大学生ともなると一人暮らしの生活費や高額な学費の一助とするために学業とアルバイトを両立せざるを得ずに働く“勤労学生”も多いのではと思います。
かく言う私も、はるか10数年前はこの勤労学生であった一人です。

学校で試験やレポートに追われる時期は、夕方から5時間程度のアルバイトだけでも体力的にきつく感じたものです。

しかし、働くことで確実にお給料をいただけて、またアルバイトという立場の中で学べること、得るものも多かったと記憶しています。

 

◆ブラックバイトの恐怖

 

さて、現代におけるアルバイト事情ですが、私たちの時代とは少し様変わりしているようなのです。
“ブラックバイト”という言葉を耳にしたことはありますか?
このブラックバイト≒アルバイトが不当な扱いを受けるアルバイト先や業務全般、が、現代ではそこかしこに蔓延していて、知らずに働き始めた学生たちの学業に向ける時間までも奪っているというのですから、ただ事ではありません。

 

◆ブラックバイトの特徴

 

では、実際にブラックバイトとされるアルバイト先の特徴とはどういったものなのでしょうか。
例えば、
① アルバイト契約時間の前後にも労働を強要され時間外労働分の給与が支払われない、いわゆるタダ働きが常態化している
② シフトに関してアルバイト側に権限がなく、意に反するシフトに従い労働するよう強要される。またはシフト以外の時間でも店側の都合で呼び出され労働させられる
③ パワハラ・セクハラが横行している
④ 店で販売している商品を自腹で購入するよう強要される
⑤ アルバイトにそぐわない高いノルマを課せられる。また達成できないと減給されたり、自分で商品を買い取るように給料から天引きされる
⑥ 契約内容以上の業務を任される。アルバイトの立場を超える責任を課せられる
⑦ 長時間労働にも関わらず、一切休憩時間が与えられない

 

などです。どこかで聞いたことのあるような話しだな、と思っていたら思い出しました。
少し前に、某有名牛丼チェーンでもこのような労働状況が問題視され、大々的にニュースで報道されてアレと同じですね。
また、私の周りでも、

“バイト時間に売れ残ってしまった揚げ物商品は、ノルマ達成できなかったバイトが悪いと怒られ、店長から買い取りを強要されてしまうのでバイト代がほとんど残らない。”

と嘆きアルバイトを辞めたコンビニ店員がいたことを思い出しました。その時は、そんなこと滅多とあるものではなく、たまたま運が悪いバイト先に働きに行ったんだろうな、くらいに感じていましたが、実はこういう目に合っている人がたくさんいるということなんですね。

 

◆ブラックバイトと景気

 

では、なぜこのような事態があちこちで起きているのでしょうか?
そこには日本の景気が関係しているようです。今の日本では、アルバイト、パート、契約社員のような非正規労働者が多数存在します。

不景気なので、企業側が人件費を削減する目的で、そのような労働形態での雇用を推進していることが根底にあります。
そうすると、どうなるのでしょうか。もちろん、企業の中で占める正規労働者≒社員の人数が減りますね。

すると、元来は社員レベルの人間が責任を持ち担当していた範囲の業務も、非正規労働者が担っていかないと業務が回らなくなってしまいます。

もちろん、社員は責任を課せられるだけの賃金と福利厚生面での優遇を受けているのでしょうが、非正規労働者にはそのような優遇措置はありませんね。

それでも、不況で仕事がなかなか決まらなかった時代、就職難民となった若い層がそれでもと、契約社員やフリーターとしてがむしゃらに働いてきたのです。結果、

“アルバイトであっても仕事なんだから、これくらいやって当然。このくらい責任感を持ってくれなきゃ困る!”

という企業側のご都合主義に拍車がかかった結果、エスカレートし過ぎた企業がブラックバイトを生み出しているといえるのではないでしょうか。

 

◆ブラックバイトで働いている方へ

 

今、そういったブラックバイトで働いている方へ。仕方がない、と諦めるのは早いですよ!そういった行為は明らかに違法なのです。

会社側との話し合いでは解決できそうにない場合は労働基準監督署などに相談に行かれると良いでしょう。

不当に無賃金で働かされた分が戻ってくる可能性は十分にあります。
また、ゴチャゴチャしたくないからもうアルバイトを辞める、という方も、どこそこの企業でこんな不当なことが横行していた、と一報入れてみてはいかがでしょう。
このようなブラックバイトはいけない!明るみに出ると企業側に賠償責任が発生するんだ、という事例を増やしていかないと、社会全体としてこのような働かせ方の抑制には繋がらないのかもしれません。

 

◆さいごに
若い時代は長くはありません。学生の今だからできること、今しかできないことがたくさんあるはずです。学業も友人や恋人との楽しい時間も。
アルバイト自体は本来とても有意義なものですよ。本格的に社会に出る前に多くのことが学べるチャンスです。ぜひ、自分のためになるアルバイトに出会ってくださいね。

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