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読書 読書術

読書のススメ

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こんにちは。ロンです。私自身はあまり趣味がないんですが、唯一の趣味が読書というのがあります。専門書の仏教書はもちろんですが、ビジネス書や自己啓発本や心理学の本など色々と幅広く読んでします。

学生のころはあまり本を読みませんでしたが、大学生の時にですかね、本を読み始めました。曽我量深の『歎異抄聴記』を卒論で書くために何度も読んだのはいい思い出です。

 

それはそうと読書をする上で様々な魅力がありますがいくつかに分けて私が受け止めていることをご紹介できたらと思います。

 

そもそもとしてですが、「本というのは著者が学んだこと、経験したこと、失敗したことのエキス、ノウハウが多く盛り込まれている」ということです。つまり、著者が数年、数十年経つ中で学べたことを本を通して追体験することができるということが大きな魅力です。

 

私が学びたいと思っていることや悩んでいること、経験したいと思うことは何十年も昔から同じように先人がいるということです。そして、それらの成功事例、失敗事例などが本に記載していることが多くあります。そういう意味では「本というのは成功事例と失敗事例の集大成」ともいえます。

 

例えば、当たり前の様に使っている電気ですがこれはエジソンが白熱電球を発明したおかげで今日私たちは夜になっても明るい中で生活することが出来るのです。電気を使う人がエジソンの様に発明をしなければ電気を使えないのではなく先人が多くの失敗を重ねて発明してくれた結果を私たちが学ぶだけで電気が使えるのです。

 

本も一緒です。一からその物事を学ばなければ理解できないのではなく、そのことを学んだ人の言葉を聞くことにより私たちはその事柄を学び理解することができるのです。それが一冊の本によってです。

 

失敗事例を学ぶということは成功を学ぶということでもあります。そういうと「失敗事例を学んだからといって成功するとは限らないだろう」という意見もあると思います。しかし、失敗事例を学ぶということは少なくても同じ轍を踏まないということでもあります。転ばぬ先の杖ではないですがとても大きなことです。

 

私たちの悩みや悲しみの中にはどの様に解決したらいいか分からないということが大きなストレスになるということがあるそうです。例えば子どもの時に怪我をしたら「痛いの痛いの飛んでいけ~」とおまじないをかけられて痛みが無くなったような気がしたという経験はありませんでしたか?暗示ということもありますが、おまじないをかけると痛みが無くなるという情報を子どもにかけることにより安心感を与えるそうです。それを「言語情報の流入による除去」ともいいます。つまり、痛みが無くなるという言語が痛みを除去している効果があるのですね。

 

他にもプラシーボ効果というのがあります。お医者さんに「この薬を飲んだら痛みが無くなります」と言われたら飲んでみたら不思議と痛みが無くなることがあります。これは暗示の一つですが、「この薬を飲めば痛みが無くなる」という言語情報が流入した結果痛みが無くなるという事例があるのです。「情報は人間の不安を和らげる」という効果があるのです。この「脳への言語情報の流入」ですが、「話す」「聞く」「読む」などがあります。「話す」「聞く」ということには相手が必要ですが「読む」のはいつでもどこでも可能です。それが読書なのです。

 

読書というのはただ知識を手に入れるというだけではなく、情報を知ることにより私たちのストレスや痛みの低下につながるのです。多くの情報を見聞することによりよりよい生活につながっていくと思うのです。これからも読書が持つ魅力について様子を見て記載していこうと思います。

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