例年、真夏を迎えると、今夏もバテバテになるのかと不安をお持ちの方は少なく無いと思うのです。
そこで、今からでも間に合う、夏バテから逃れて、クリアできるような小さな対策法をいくつか伝授させて頂きたく思います。
◆正しい睡眠法で夏バテ対策
皆さんは睡眠時間は何時間程度でしょうか。
現代の医学では、夏バテしない健康な体を作るのに必要な睡眠時間は約7時間程度と云われていて、電球をつけたままの睡眠や、真っ暗の室内での睡眠は体にも負担を掛けやすいので、夏の暑さで疲れている体には、反って負担をかけてしまう事になります。就寝前には、暗くした室内のカーテンを少しだけ開けておいて、外の光が木漏れ日程度に入るようにして寝ると、朝の目覚め時も自然の太陽の光を感じるので、健康な状態での起床となると言われていますので、是非とも、お試しください。
朝は、寝床で、目覚めると同時に軽く、体を動かし、足や手の運動も取り入れて、窓を開けて、外の空気と光に触れると一層効果があります。
◆正しい食事で夏バテ対策
年中、必要な事はバランスの取れた食事という表現でくくられているのですが、特に、夏バテ予防に効果があるのが、ネバネバ系の食品です。
その代表品は、納豆ですが、他にもオクラや、山芋のすり流しや、レンコンのすり流した物を発酵食品であるお味噌汁に投じるとネバネバ品の美味しい一品が出来上ります。そして。お椀にとろろ昆布とお醤油を入れて、熱湯を注ぐだけというインスタント的なお吸い物も夏に向けてのお薦め品となります。
夏だからこそ、冷たい品ばかりで、胃腸を弱める事なく、熱い食事もとる事を忘れないようにして胃腸を気にするようにしましょう。
◆正しい冷房の使い方で夏バテ対策
日頃から、冷え性の人達の夏バテの原因の一つに冷房があります。使い方一つでは、大きな夏バテの原因にも成りうる反面、夏バテ防止の強い助っ人にもなるのをご存じでしょうか。
これは、会社に勤務の人達には、少し難しい事かも知れませんが、先ず、高温時には、冷房のスイッチを入れるのですが、この状態を継続するのではなく、室内の温度が下がってきて、体も汗をかかない状態になったと感じたら、即座に、冷房から、除湿に変更するのです。
この冷房から除湿に変更する事によって、ある程度の室内の温度の低温化に加え、除湿作動によって、室内がジメジメ感が無く、実際の室温以上に低温と感じ、暑さから逃れる事が出来ます。それと同時に、健康的にも過ごしやすい体調をキープする事が出来るのです。
勤務中で、このような操作が出来ないという冷え性の人達は、腰から足首までを大判のタオルで巻きつける事も勿論大切ですが、プラス、足に厚手の靴下を着用すると、冷え性も多少楽になり、夏バテにもなりにくくなります。
まずは、足元からです。
それでも、夏バテを感じるようであれば、トイレに立った時には、小窓を開けて、ほんの3分程度でも、外の気温に体も触れさせておくと、一日の勤務が体調よく過ごせるようにもなります。
◆さいごに
以上三つについてご紹介しました。毎年夏バテになってしまうあなた。夏バテになる前に、今から、夏バテ予防に少しでも目覚めてみてはいかがでしょうか。